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Posted by TI-DA at

2014年11月26日

バングラデシュ・シュミレーション


今日、アドテックっていうイベントで、村上憲郎さんの講演を聞いてきた。




そしたら、たまたま、こないだ考えていたことに関連するネタをお話しされて、


んで、昨日たまたまシェアした、岡崎透さんも話の中に登場して、


タイミングにビビりまくった( ゚Д゚)





昨日なんで岡崎さんの記事をシェアしたかっていうと、


先週土曜日、


地球ドラマチック「レンガを運び続けて~バングラデシュの子どもたちは今~」


っていうテレビ番組、



元JICA協力隊ベンガル語ペラペラシェアメイト、奥野麻衣と一緒に見てて、


感じたことがあって、たぶんアンテナに止まったんやと思う。





タイミングもばっちりなので、今日村上先生のお話で感じたこと、


こないだテレビ見て感じたこと、



真面目にシェアしてみよぉ思った。





まれにみる長文やから、わざわざブログ開設してリンクしてみた(‘Д’)笑






あと…



考え方も生き方も大好きで尊敬しまくっている、



村上憲郎さんの講演内容を、



あえて批判してみたいとも思う。


(有識者へのチャレンジは、常に面白い。なので気にしない。笑)



以下つっこみ、わけわけ、お願いします。(笑)



Facebookからジャンプしてきた人は、ここからやね♪↓





まず、今日の基調講演。


バングラデシュには1億8千万の人口がある。



その人材を重工業職人ではなく、



それ通り越してITプログラマとして育て上げていく。



んなら、日本も含めた世界のIT人材不足の支えになれる、っていう概要。






ええやん。





えぇぇぇやん!!




それ自体は、ものすごく賛成で、そうなるべきやろ。


異論なしに。



特にな、よくある「優秀な人材を」ちゃうねん、


全体を」やねん。






すごない??





ここに面白さを感じたし、難しさも感じる。


いや、だいぶ難しい。





一方、


地球ドラマチックの内容については、


URLと動画を参考にしてほしい。







この光景を見た時、



「貧困の問題」やとか、



「児童労働がかわいそう」とかいう感想やなくて、



ただ「不思議な光景」に見えてんな。俺。






バングラでは児童による手作業・悪環境が当たり前、



やから仕事効率が悪く、


結果稼ぎが少なくて学校にも行けない、


そんな内容。





え?




問題点はそこちゃうんちゃう?






すべて手運びのレンガ、



子供が運びながら、



互いに邪魔して、



自分が一番稼ごうとする。



明らかに非効率やん。



そこはみんな感じると思う。




ただ、そこでや、



そこらに落ちている壊れた自転車を改造して、


足で漕いで動く、


ベルトコンベアの簡易版のようなもん1日かけて作って、



レンガをザーって流せば、



特に悪環境でもなくなるし、



運べるレンガの量が全体として増えるし、



子供たちの収入は増えるはずやん。




そんなん、


先進国の人が客観的に見たらすぐわかるやん。





問題は、そこやなくて、



アイデアがわかないこと、



協力しあって、自分たちの将来のために、



そういう道具を作るという概念が全くないこと、


そして実行できる環境が無いことちゃう?






数あるアイデアを実行できへん限り、



彼らが働く時間以外の時間を確保することは


永遠に不可能やし、



その結果、村上さんの実行しようとしている教育なんてものは、



やってこぉへん。




そこちゃう?問題。



アイデア植え付けて、実行させてあげられるか。



それが、人材確保のキモになる、そう思う。






結論を言うたら、



まずレンガ会社に、



ブリック一個あたりの単価をあの子たちより低く運ぶから、



俺に任せてくれ、っていうて、



子供たちには、



今より給料を高くするから、



こういう道具を一緒に運用しようと持ち掛ける。



レンガの運搬効率が上がるので、


両立させることは可能やろ。



中間に利益を挟まん限りね。








んでもって、



効率が上がるし、



子供たちの人手が余ってくるやろぉから、



同じ自転車式ベルトコンベアを生産する子、



そしてほかの場所に販売する子、



っていうふうに、人を分配していけば、



彼らは効率よく稼ぐことができる。



その結果、



学費が生まれ、



時間が生まれ、



教育も受けることが出来るって、そういう流れ、


誰かが作っていかなあかんのちゃう??



もしかしたら、そん中からITに特化した子供もできるかもしれへんやん。






バングラには、NPOやら先進国の出先機関やら、


貧困を解消しよう、や、児童労働を辞めさせよう、っていう団体はわんさか入ってる。



やけど、彼らの中にアイデアと実行の仕方を植え付ける、



「仕掛け人」のような
人材は全くおらん。

(いれば環境が変わっているはずである)





日本は戦後、下町工場で働いていた子供たちが、



自由にものを作って試し、効率を上げることが出来てた。



これは大企業にはできへん強みやった。




バングラにもそれが出来るようになれば、


全体的な底上げが可能やと思う。







ちなみに、俺自身は児童労働が悪いと思わへん。




生きる手段やし、




技術を習得できる教育の場でもあると思う。




やけど、それは自分のチャレンジが活かせる環境であることが前提や。もちろん。




日本とかな、


もぉキッザニアいうて、

子供が仕事を経験すること自体がビジネスになっちゃってるくらいやねんから。






もちろん、



今日書いたネタは、富裕層とか、ちゃんと教育受けられている層は、



問題じゃない。



「全体を」って考えた場合のネタや。






これって、



ただ貧困を解決しようとか、そういうことを思ってる人には解決でけへんと思う。



人材を底上げして、活かしていこうと思って、



全体を見据えられる人じゃないと。








それを期待するし、なんなら手伝いたいと思う。



俺、できると思う。



何か問題になっている光景を見て、



身近なことで解決して、将来の時間を作ってあげる。



面白いと思う。






ってなことをこの3日間、すごく感じました。



つっこみ待ってます!!
  


Posted by 谷垣 こうや at 22:15Comments(0)アジアの純真